初嶋大神宮 (はつしまだいじんぐう)

初嶋大神宮

主祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)

例祭日 9月第3月曜日(敬老の日)

鎮座地 築地2丁目6-17(TEL 06-6481-2568)

>>> 初嶋大神宮ホームページ(外部リンク)

≪お社の説明・御由緒≫

創始は不詳ながら、正和年間(14世紀)といわれています。『尼崎志』には、近江坂本の日吉神社に属する一社が尼崎に祀られ、のち別所町と別所村に分社。別所町南浜(現東本町4丁目)の初嶋恵比寿が築地開発にともない寛文6年(1666)現在地に移築されたとしています。享保年間のころ初島恵比寿を初島大神宮と改称された記録もあります。阪神大震災では社殿に大きな損害がありました。当社周辺は液状化現象にもみまわれたいへんな惨状でしたが、いまは当社社殿のお姿に象徴されるかのように復興いたしました。ただ、古い尼崎の面影を偲ばせる町並みを懐かしむ方々は後を絶ちません。

境内に入って西側、神輿倉の横に八劍大明神社、本殿の西側に荒神社、本殿東側に、天満宮社、金比羅社がお祀りされています。八劍大明神社は、はっけんだいみょうじん、とお読みします。お稲荷さんなのですが、これは戦時中、有志の方が日本の国土(大八洲国)を守り給えと祈念した、と聞いています。

神宮大鳥居下賜の碑
二十年ごとに齋行される伊勢の神宮の式年遷宮ですが、二十年を経たもとのお社や鳥居は、まだ耐用年数もあり、ありがたいものですから至る所に下賜されます。残念ながら震災で倒壊しましたが、昭和四十八年の第六十三回の式年遷宮のとき、当社に大鳥居が下賜されました。
浦の初島
江戸時代以前の美しい景色が歌人達の感興をかきたてた、そんな面影を、現在の商工業の都市尼崎にあって、和歌から偲んでみるのも、現在の環境重視の世の中ではたいせつなことではないでしょうか。

神宮大鳥居下賜の緋天満宮

初嶋大神宮 おまつり

・築地だんじり祭

大祭:9月敬老の日(夕方から山合わせ) 宵宮:9月敬老の日の前日(昼間にパレード)

当社例祭は毎年9月の敬老の日とその前日、賑やかに、そして雄壮に行われます。地域の人なら、「きふねのだんじり」と並んで「はつしまのだんじり」を知らない人はないでしょう。また、境内に入って西側に神輿倉が建っています。寛文4年(1751)公家によって寄進された姿そのままに修復された神輿が納められています。

交通案内

初嶋大神宮交通案内

鎮座地:築地2丁目6-17(TEL 06-6481-2568)

徒歩:阪神大物駅下車、南へ徒歩10分 浄水場西へ5分
市バス:JR尼崎駅・阪神大物駅から路線番号52番
バス停「東本町」下車、西へ徒歩5分
駐車場:有(例祭日・行事の日は乗り入れできません)


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>>> 尼崎市交通局 市バス路線図(外部リンク)