西武庫 須佐男神社 (にしむこ すさのおじんじゃ)

主祭神 須佐男命(すさのおのみこと)

例祭日 10月16日

鎮座地 武庫元町2-9-2

≪お社の説明・御由緒≫

市バス「西武庫公園」で下車、南へすぐのところ、西武庫団地の入口、西武庫公園の近くだ。
創祀は、永保年間(11世紀)に京都祇園から牛頭天王を勧請して建立されたと伝えられる。「スサノオ社」の一つである。
末社に稲荷社(保食命)があり、また境内に西武庫十三重塔(県指定文化財)として知られる、鎌倉時代石造美術の逸品(花崗岩製・高さ五メートル)が保存されている。
東面に銘文、南面と西面に阿弥陀如来像、北面には地蔵菩薩像が彫られ、当地有縁の人の供養墓であった。上守部素盞嗚神社にも同様の石塔がある。 平成7年1月17日阪神淡路大震災により本殿・拝殿・鳥居等全て倒壊するも、平成11年12月復興。

宮司さんのおはなし
末社に、火の神さま 迦具土命(かぐつちのみこと)をお祀りしている愛宕社と食べ物の神さま 保食命(うけもちのみこと)をお祀りしている稲荷社があります。

十三重塔稲荷社愛宕社

石造 十三重塔(兵庫県指定文化財:建造物)

十三重塔

西武庫須佐男神社境内に西面して建つ。鎌倉後期の花崗岩製の層塔である。相輪は後補で、この相輪を除くと410センチである。伊派の名石大工、行恒の作品と推定されていて、阪神地区における十三重塔の代表的な遺品のひとつである。
台石の東面には、
右造立供養之 意趣者為二親
菩薩法界衆生 平等利益也
元応二年八月十九 神主三室藤丸
              敬白
と39字の銘文が印刻され、鎌倉時代に神主三室藤丸を願主として両親の供養の為に建てられたことがわかる。 他の3面にはそれぞれ線刻した蓮華座上に舟形輪郭を彫り込み、南面には阿弥陀、北面には地蔵、西面には釈迦の仏座像を配している。阪神淡路大震災により倒壊、その後塔身が盗難に遭っている。

 

西武庫 須佐男神社 おまつり

・春祭(3月5日)

・夏祭(8月2日)

・秋祭(10月16日)

・新嘗祭(12月16日)

宮司さんのおはなし
8月2日 夏祭の祭典に湯立神事を執り行い、氏子の家々の平安と無事をお祈りします。

交通案内

西武庫 交通案内

鎮座地:武庫元町2-9-2

問合せ電話番号:

市バス:阪急武庫荘駅から路線番号46・45番乗車 バス停「西武庫公園」下車 南へ徒歩5分程
駐車場:なし


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