主祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)
例祭日 10月16日
鎮座地 南武庫之荘8丁目15-12
≪お社の説明・御由緒≫
市バス守部公園で下車、東へ歩いてすぐのところ。
正親町天皇の元亀二年、神社仏閣の焼き討ちなどに見られる乱世の時代に、無病息災、天下泰平、五穀豊穣を祈念して奉斎されたという。後、宝永二年に再建。明治40年には、同地の八幡神社、猿田彦神社を合祀して現在に至っている。「スサノオ社」の一つ。
末社に、天満宮、愛宕社、春日社があり、このほか境内南東の隅に守部十三重塔の名で知られる、高さ4・5メートルの花崗岩製の石塔がある。鎌倉時代に建立されたものと見られ、金剛界四仏の種子の薬研彫りなどが施されている。西武庫須佐男神社にも同種の石塔がある。
平成7年1月17日阪神淡路大震災により拝殿・鳥居・燈籠等倒壊するも、平成11年3月修復。
昭和63年4月1日 指定
天保2年(1831)9月に、守部村長谷川氏を願主とし、甚蔵他16名の世話人のもとに、絵師桃田江永によって描かれた極彩色のもので、縦83センチ横150センチである。本殿、末社、赤塗りの鳥居、現在の守部観音堂が描かれており、同神社を描写したものであることがわかる。
神社の境内に大幟・高張提灯・大吹流し等を立て、囃し方が太鼓・笛・三味線等を奏で、舞女と踊り組が組ごとにお揃いの衣装で踊っている。おかめ姿の人物が列の先頭をきり、何処かへの繰り込み風景であることがうかがえる。
裏書きの文章には、おかげ踊りの由来、芸態、村民の様子が記されている。
春祭(3月5日)
秋祭(10月16日)
新嘗祭・御火焚祭(12月16日)
宮司さんのおはなし
新嘗祭に合わせて護摩木を氏子に配り、家族の氏名を印した木を焚きあげ、その年の厄を祓い、新しき年の家内安全・健康長寿をお祈りする祭が「御火焚祭」です。